メンバーそれぞれが意外な作品や、その作品にまつわる深いエピソードを語っています。

• 鈴木さん (6期生)

    ◦ 巨大生物映画 (34%)：人間が抗えないような「とにかく大きいもの」が好きで、ゴジラ、恐竜、巨大ザメ、大きいワニの進化系などが登場する映画を好みます。特に『ジュラシック・パーク』、『キングコング』、『ランペイジ』を挙げ、好きなシーンはAの怪物とBの怪物が戦っているところにCの怪物が現れ、AとCが協力してBを倒す展開だと語りました。

    ◦ 孤独のグルメ (26%)：小学生の時にテレビで見ており、一人で食事をしたり何かをしたりすることが寂しいことではないとこのドラマで知ったそうです。それ以来、一人で食事や映画に行くのが好きになり、「これはうまい」といったセリフを真似したり、人の注文を見て追加したりするようになったと語りました。

    ◦ 推しである梅澤さんの「存在の大きさ」を「抗えないぐらいでかい」と表現し、巨大生物への好みに通じるものがあると示唆されました。

• 林さん (現役大学生)

    ◦ 愛に稲妻 (40.5%)：若い映画監督が家族を題材に映画を撮ろうとする物語で、活動休止から再開した時期や大学で映画を学んでいる時期に見て、非常に影響を受けたとのこと。公開中も何度も見に行くほどで、「今のところの人生ベスト」と評し、この映画のマインドが頑張る気持ちの支えになっているそうです。

    ◦ M-1グランプリ (18%)：どの年も好きですが、霜降り明星が優勝した年のドラマ性や、番組構成としての盛り上がり方、最後に勝ち抜けていく様子が好きだと語りました。

• 増田さん (6期生)

    ◦ 太宰治 (35%)：乃木坂に入るまでコンピューター部に所属しており、明るい性格ではなかったため、太宰治の作品に救われて生きてきたと明かしました。暗いと思われがちだが、弱い人を肯定してくれる部分や良い文字がたくさんあると魅力を語っています。

    ◦ ビリー・ジョエル「オネスティ」：具体的な割合は不明ですが、「もうこれです私」と断言するほど大切で、半分以上を占めていると語りました。

• 松野さん

    ◦ のだめカンタービレ：マスコットキャラクターになりたいという職業願望のルーツがこの作品にあると語り、のだめちゃんがマングースの着ぐるみを着て鍵盤ハーモニカを吹いている姿を見て「これやりたい」と思ったそうです。上野樹里さんやキャラクター全員が大好きとのこと。

    ◦ ファミリーゲーム：幼稚園の頃に見ていた映画で、おしゃれなDVDを繰り返し見ていたそうです。作中で双子がピアスを開けるシーンを見て、3〜4歳の頃にピアスを開けたいと思い、今年ついに開けたと明かしました。

    ◦ アンパンマン：好きなキャラクターは「カバオ」で、「でかい」という理由を挙げました。

• 川端さん (最年少14歳)

    ◦ 乃木坂46 (「冬でも46」) (6歳)：初めて行ったライブで、当時の先輩たちのキラキラした姿や観客の声援に圧倒され、印象に残っていると語りました。

    ◦ 乃木坂工事中 (25%)：

    ◦ T.M.Revolution：お父さんの影響で曲を聴き始め、好きになったとのこと。好きな曲は「BOY」と「Memory」で、オーディションの時は気分を上げるために「OH! MY BEET」を聴いていたそうです。

• 井上さん (5期生)

    ◦ ソードアート・オンライン (15%)：小学2年生の頃に見ていたアニメで、ヒロインのアスナが大好き。守られているだけではなく、意思が強く、今でも自分の目指す場所だと語りました。ダンボールでアスナのレイピアを作っていたほどです。

    ◦ グレンラガン：ファンに勧められた作品で、特に「俺が信じるお前を信じろ」という言葉が好きだと語りました。自信がない主人公に兄貴分が言うセリフで、活動の中で自信をなくしそうになった時にこの言葉を思い出し、「ファンが信じてくれる井上を信じて頑張ろう」と励まされているそうです。

• 久保さん

    ◦ あまちゃん (30%)：お母さんの影響で朝ドラを全て見ていた中で、初めて地元東北が舞台になった作品であったことや、アイドルを目指すストーリーにのめり込んだと語りました。当時は乃木坂に入る前でしたが、GMT47のオーディションを受けるという設定に共感し、橋本愛さん演じる「ユイちゃん」のパートを全て踊り、カラオケで「潮騒のメモリー」を歌っていたそうです。

    ◦ 表参道高校合唱部! (20%)：合唱系の作品が好きで、中学生の頃はバドミントン部でしたが、合唱が好きすぎて放課後にずる休みして合唱部を作ろうとしていたほどだったと明かしました。

• 池田さん (美大生)

    ◦ しまじろう：子供の頃に見ており、お辞儀や歯磨きの仕方など、人格形成のほとんどをしまじろうに育ててもらったと語りました。

    ◦ のうみそさん (12%)：脳みそさんが「私の扉を開けた人」であり、この業界に入りたいと思ったきっかけだと語りました。

    ◦ エヴァンゲリオンと進撃の巨人：どちらも漫画が多くを占めています。『進撃の巨人』は小学校低学年から高校3年生まで連載を追い、受験勉強で分断されていたクラスメイトをつなぐ唯一の娯楽だったそうです。父もハマってくれたとのこと。『エヴァンゲリオン』は父がずっと勧めていた作品で、最近になってやっとハマったと語りました。

    ◦ 仮面ライダー電王 (15%)：非常に好きで、平成仮面ライダーの中でも特に目立つ作品であり、令和に続くシリーズの礎を築いた存在だと熱く語りました。ただし、15%という割合には不満を述べ、「嘘です」「35%だろ」と訂正を求めていました。

• 弓木さん (クレイジー弓木)

    ◦ シンデレラ (20%)：現実離れした物語や変身願望が強く、シンデレラの中身までもが美しいことに惹かれたと語りました。実写版映画は、自分がちゃんとした生活をしている時にしか見ないようにしているとのこと。シンデレラに対する「独占欲」も明かしました。

    ◦ にほんごであそぼ (20%)：お母さんがテレビを見せない方針だったが、野村萬斎さんが面白すぎてお母さんが「萬斎さんには勝てない」と許してくれた唯一の番組だったそうです。

各メンバーのエンタメグラフからは、それぞれの個性や現在の活動につながる意外なルーツが明らかになりました。